故人との思い出を心にしまう。
故人との思い出を心にしまおう
大切な人を亡くした時、
幸せだったことも、
不幸せだったことも、
沢山思い出す。
繰り返し、思い出を反芻することは、
とても大切なこと。
それは、思い出す度に、
悲しい気持ちも出てくるけれど、
もう手に入らないと思う気持ちも強く出てくるけれど、
確かにあったぬくもりや、確かにあった幸せや、愛を、
心が再び感じる事が出来るのですから。
繰り返し思い出すこと。
それは、辛さを伴うけれど、
繰り返し思い出すこと。
それを通して、その思い出を、
そのぬくもりや、愛を
こころの奥に少しずつしまっておくことができる。
もちろん、それには時間がかかるけれど、
確かにあった繋がりを、
その思い出を通して心に大切にしまうことだって、
きっといつかできるんだ。
ただ、そう思えるまでは、
繰り返し思い出すことは、自然に任せよう。
それはとっても自然なことなのですから。
人は、何度も繰り返し思い出し、
そして、その「死」を少しずつ受け入れて、
故人を逝かせてあげる事ができるのです。