後悔する権利が私たちにはある。

後悔する権利が私たちにはある。

だから、後悔に暮れて、自分を責めてことが必要な時期も大切である。

私たちは、後悔する方を見るとついつい何とかしてあげたくなって、

「後悔したってしょうがないじゃん。」

って気休め程度の声を掛けがちです。

 

ただ、そうは言われてもなかなか後悔することを止めることはできない。

私は、後悔することが大切な時だってあると考えています。

だから、

「あの時こうしていれば…。」

「傍にいる事が出来ていれば…。」

「もっと気づけていれば…。」

と、大切な方を失って後悔を抱える方に、

ちょっと残酷に聞こえるかもしれませんが、

こんな言葉を掛けることがあります。

 

「思う存分今は、後悔して下さい。」って。

 

後悔があるから私たちは、前を向こうという気持ちが湧いてくる。

それは、もうあんな思いはしない。

あんなことはしないという気持ちが湧いてくる。

後悔があるから、学ぶ事が出来る。

 

何でも間でも前を向くことがすべてではない。

後ろを見るからこそ、前を向ける。

ということもあるのだと、そう感じます。

 

そして、後ろを見る権利も、

後ろを見ていていい時期もまたあるんだと、そう感じてなりません。